◆「式」テキストボックス
式を入力します。書式はJavaスクリプトの式に準じます。
◆「テスト」グループボックス
「式」テキストボックスに入力した式をテストできます。
「テスト」グループボックス内の各チェックボックスやテキストボックス等を変更し、式に与えるファイルの情報を変えて式をテストできます。
「フォルダ」ツリーを右クリックして表示されるコンテキストメニューから「ファイル情報を入力してXの式フィルタを表示」を選択したり、エクスプローラーからファイルをドラッグアンドドロップすることで、ファイル情報を入力することもできます。
・Attributes
ファイルの属性として、以下のものがあります。
Archive
Compressed
Device
Directory
Encrypted
Hidden
IntegrityStream
Normal
NoScrubData
NotContentIndexed
Offline
ReadOnly
ReparsePoint
SparseFile
System
Temporary
式の中では上記名称の定数をboolean型として参照できます。
・CreationTime
ファイルの作成日時です。
式の中ではDate型の定数として参照できます。
・CreationTimeUtc
ファイルの世界協定時刻(UTC)での作成日時です。
式の中ではDate型の定数として参照できます。
・DirectoryName
ディレクトリの絶対パスを表す文字列です。
式の中ではString型の定数として参照できます。
・Extension
ファイルの拡張子部分を表す文字列です。
式の中ではString型の定数として参照できます。
・FullName
ファイルの絶対パスを表す文字列です。
式の中ではString型の定数として参照できます。
・IsReadOnly
ファイルが読み取り専用であるかどうかを表します。
式の中ではboolean型の定数として参照できます。
・LastAccessTime
ファイルの最終アクセス日時です。
式の中ではDate型の定数として参照できます。
・LastAccessTimeUtc
ファイルの世界協定時刻(UTC)での最終アクセス日時です。
式の中ではDate型の定数として参照できます。
・LastWriteTime
ファイルの最終書き込み日時です。
式の中ではDate型の定数として参照できます。
・LastWriteTimeUtc
ファイルの世界協定時刻(UTC)での最終書き込み日時です。
式の中ではDate型の定数として参照できます。
・Length
ファイルのバイト単位の長さです。
式の中ではlong型の定数として参照できます。
・Name
ファイルの名前です。
式の中ではString型の定数として参照できます。
・「結果」テキストボックス
式のテスト結果を表示します。
バックアップ対象の各ファイルについて式を評価した結果が、「false」または「0」の場合、ファイルをバックアップしません。
バックアップされる場合、背景色が緑色になり、バックアップされない場合、赤色になります。
・定義済定数についての詳細は、FileInfoクラスのプロパティを参照してください。属性については、FileAttributes列挙型を参照してください。
・式には正規表現を使うことができます。
たとえば、ファイル名の先頭がアルファベットのAではじまるファイルのみを対象とするには「/^A/.test(Name)」のように記述できます。
・現在日時(バックアップ処理時点の日時)は、「new Date()」で取得できます。年だけが必要な場合は「(new Date()).getYear()」のように記述します。
・バックアップ中に式を評価してエラーになった場合、対象のファイルはバックアップされます。
・チェックボックスやラベルを右クリックして、定義済定数の文字列を「式」テキストボックスに入力する隠し機能があります。